古い家を残したまま売ることには、買い手を募集するときに大きなメリットがあります。

一つは、住宅ローンの利用ができるので、より多くの人に検討してもらいやすいです。

また、一戸建てを買いたい人・更地を買いたい人の両方に興味を持ってもらえるので、さらにターゲットが広く需要があります。

ただし、物件が古く魅力が立地等にあまり魅力が無いと興味を持ってもらえず、売れない期間が長引く可能性があります。そうなってしまうと建物の管理費用がかさんでしまうので、その点はデメリットとなってきます。

あまり内装に魅力を感じてもらえないときは、リフォームをした上でさらに金額を上げて募集してみるのも一つの手です。

古い家を解体し更地にして売る場合は、買い手にとっては物件購入後に解体する手間が省けるので購入してもらいやすくなり、土地のみを購入したいと思っている層にアピールしやすくなります。

また、売り手としても物件の維持管理の手間や費用が省けるのでおすすめです。

ただ、土地のみだと良い値段が付きにくく、解体費用もかかってくるので大きな収益は狙えない可能性があります。